情報って不思議ですね、
探し求めているわけではなくて、
向こうからやってきたって感覚
今、そういう感じで、農業についての知識が、
やってきています。
玉栄先生の自然循環農法のお話を聞きに行きました。
月1の講座で、今回が10回目これまで、天体のお話や、
土のお話をしていたそうですが、
玉栄先生は、どんな農業をしていても、
一番大切な選択が”種”だそうです。
今、私達がホームセンターで手に入る種は
F1種という、人間が設計した種で、
ある時期に肥料を入れないと育ちが悪いとか、
薬をかけてあげないと、病気で全滅するなど
F1種は、実った種を植えても育たないように設計された
一代限りの、自殺種子だそうです。
種を毎年購入する、肥料を購入する、農薬を購入する経済循環が
何の疑問を持たずに成り立っているのです。
その対極にあるのが、固定種、在来種、伝統野菜といったもので
固定種の特徴は、種が記憶する → 畑の環境、その年の気候、病気等
固定種を植え始めても、初めの3年間くらいは、虫に食べられたり
大変だそうですが、それは固定種が、土地に必要のない要素を吸収して
それを、虫が食べてくれていて、畑の浄化をしているそうです。
種取りをしながら、3年くらい過ぎたころから、虫は野菜よりも草を
好んで食べるようになり、野菜も3年分の経験を生かし始めるそうです
固定種は、病気になっても蔓延することはなく、根までは病気にならず、
病気で朽ちた茎の隣から新たに芽吹き、1ヶ月遅れで、
通常の4~5倍の実をつけるそうです。
これは、種の保存の自然な形だそうです。
そして、固定種の実の付くもの、トマトと、その周りに生えた草は、
どうやら、相談してお互いで水分調整をしているそうです。
その周りの草を引くと、トマトが割れてしますそうです。
このような自然の素晴らしさを体験できるのが固定種の醍醐味で、
私達は、何も施さずに、じっと観察し見届ける存在なのだそうです。
現在、農業も二極化していて、F1の行きつくところは、
開けてはいけない箱を開ける、遺伝子組み換え
そして、その流れには乗らない伝統農業+機械の農業になっている
ということでした。
私は、自分で畑はやっていませんが、畑を始める前に
どの道に進みたいのか、私は何を大切にしたいのか
考えるきっかけになりました。
何となく、洋服を作っていることに疑問を持ち、
organicで、草木染めという布ナプキン作りが、今の私に出来る、
サスティナブルな物作りですが、
今はまだ、農業と物作りがつながりませんが、
私の求めるessenceがその中にあるように感じています。
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